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築40年集合住宅のリフォーム

今年最後の仕事は、築40年の集合住宅のリフォームでした。

このマンションは私の両親が持ち主で、現在はこのマンションに近い低層集合住宅に住んでいます。
もともとは、母がお菓子教室をする目的で23年前に購入した物件で、その時に一度リフォームしました。
お菓子教室をやめた後は10年賃貸に出し、この4年は、私や母がサロンとして使用していました。

父の定年後の仕事も区切りがつき、老後を考え再び賃貸に出そうということになりました。
リフォーム後は賃貸に出す予定ですが、将来的にどちらか一人になった時には、こちらのマンションに住む可能性もあり、今回はその点も考慮にいれつつ最低限のリフォームをする、ということになりました。

□間取りの変更
もともと2LDKを扉や壁などを取り払い、LDその他+Kという変形の間取りで使っていました。
将来的な利用を考えた時、扉で仕切られた個室が1カ所は欲しいと、壁と引戸を造りました。
既存
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リフォーム後
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□床材を絨毯からクッションフロアに交換
2絨毯の下にフェルトの下地があり、仕上げ面との段差が10mm~15mm。F45相当の遮音性能をもつCFは、種類が少なく、フローリング模様か大理石模様。アッシュのフローリング程度の色身のCFを選びました。
これは施主である父からの強い要望もありクッションフロアにしましたが、段差を考えると、クッション付きのフローリングという選択肢もあると思いました。
高さの調整が可能で予算に余裕があれば、前回使用した無垢の阿波桧もよいのではないかと思いました。
無垢材だと、床暖房をいれなくても床がひんやりしません。

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クッションフロアは厚みがあるため冷たさを感じず、メンテナンスのしやすさを考えると今回はこれでよかったと思いました。ただ、どうしても接着剤のにおいが気になるので、貸し出す前に換気を十分にしておかなければと思いました。
ちなみに自宅で使っている床は北欧パインの無垢材ですが、感触がいいので、一年中ほぼ素足で歩いています。

このほか、キッチンパネル貼り、棚・照明取付、インターホン取付など、リフォームしました。
壁紙は壁と引戸を造作した面以外は張り替えていません。廃棄するものも少なくて済みました。
今後のリフォームは、やみくもに丸ごとリノベーションするのではなく、環境にも配慮していくことも必要だと実感しました。

年明けに不動産屋さんから賃貸の募集を出す予定です。

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